コーヒーなのにワインみたい?
醸造珈琲とは、コーヒーを発酵という工程から設計し、ワインのように香りと余韻を楽しむ新しいコーヒーです。
醸造珈琲 / 発酵コーヒー / 香りと余韻
発酵によって生まれる味と香りの理由を解説
醸造珈琲とは、コーヒーを発酵という工程から設計し、ワインのように香りと余韻を楽しむ新しいコーヒーです。 なぜ「ワインみたい」「甘い」「ハイカカオ」と感じられるのか、その理由をわかりやすくお伝えします。
まず知ってほしいこと
「これ、本当にコーヒーですか?」
グラスに注いだ瞬間、お客様からよくいただく言葉です。
実際に飲んだ方からは、次のような感想が多く聞かれます。
- ワインみたい
- 酔いそう
- 醤油っぽい
- 甘い
- ハイカカオのチョコレートみたい
コーヒーのはずなのに、なぜこんな印象を持たれるのでしょうか。 この記事では、実際に醸造珈琲を提供している立場から、その理由をわかりやすく解説します。
夜の食卓に置いたときにこそ、醸造珈琲の香りと余韻が際立ちます。
コーヒーなのに「コーヒーじゃない」と感じる理由
一般的に、コーヒーのイメージは「苦いもの」です。
そのため、
- 甘さを感じる
- フルーティな印象がある
- 発酵由来の香りがある
といった特徴を持つコーヒーに出会うと、「コーヒーではない」と感じてしまいます。
これは味が違うというより、これまでのコーヒーの基準と違うために起きる違和感です。
「ワインみたい」と言われる一番の理由
実際に提供している中で、最も多い感想が「ワインみたい」というものです。
この理由は、香りの立ち方にあります。
グラスに注いだ瞬間に、芳醇で豊かなお酒のような香りが広がります。 ウイスキーや赤ワインを思わせるような、奥行きのある香りです。
さらに、口に含んだあとも香りと味わいがゆっくりと続きます。 この余韻の長さも、ワインのように感じられる大きな理由です。
ワイングラスに注ぐことで、発酵由来の複雑な香りがより立ち上がります。
「醤油っぽい」「甘い」と感じる理由
このあたりは特に印象に残る反応です。
一見するとコーヒーとは関係のない表現ですが、実は共通点があります。 それは、発酵によって生まれる旨味と香りです。
醤油やチョコレートが思い浮かぶのには理由があります。 どちらも発酵という工程を通して作られており、その過程で原料に含まれる成分が分解され、複雑な香りや深い旨味が生まれます。
- 醤油は、発酵によって独特の香りと深い旨味が生まれます
- チョコレートも、カカオ豆の発酵によってコクや香りが引き出されます
これらに共通しているのは、複雑で重なり合うような香りと余韻を持っていることです。
醸造珈琲も同じように発酵を取り入れることで、通常のコーヒーにはない香りや味わいが生まれます。
そのため、「醤油っぽい」「チョコレートみたい」といった、コーヒー以外の発酵食品を思い出す感覚につながります。
なぜこんな味になるのか
通常のコーヒーは、
- 収穫
- 精製
- 乾燥
- 焙煎
- 抽出
という流れで作られます。
一方で、醸造珈琲は発酵の工程をしっかり設計している点が大きく異なります。
完熟したコーヒーチェリーを収穫後、密閉した環境で一定期間発酵させます。
この工程は「アナエロビックファーメンテーション(嫌気性発酵)」と呼ばれ、近年スペシャルティコーヒーの分野でも注目されている技術の一つです。
コーヒーの発酵にはいくつかの考え方があります。
一般的な発酵は、環境を整えて進行に任せることが多いですが、醸造珈琲では、発酵の進み方を見ながらコントロールし、ロットごとに温度や湿度などの周辺環境を設計しています。
その結果、香りの成分が増え、味に複雑さが生まれます。 また、糖分の分解によって、フルーティな香りや甘さの印象も生まれます。
こうして、ワインのような香りやチョコレートのようなコクといった特徴的な味わいが引き出されます。
発酵の現場では、ロットごとに状態を見ながら味わいを設計しています。
実は「飲み方」も大きく影響している
もう一つ重要なポイントがあります。
それは、ボトルで提供し、グラスに注いで飲むことです。
- 香りが広がりやすい
- ゆっくり味わう
- 温度変化も楽しめる
この飲み方によって、単なるコーヒーではなく「体験」として感じられるようになります。
まとめ
「コーヒーなのにワインみたい」と言われる理由は、
- 発酵によって生まれる香りと味
- 長く続く余韻
- グラスで楽しむ飲み方
この3つが重なっているためです。
その結果、これまでのコーヒーとは違う、新しい体験として感じられます。
まずは一度、その違いを感じてみてください
いつものコーヒーとは違うものを試してみたい方や、夜にゆっくり楽しめる飲み物を探している方には、一度体験していただきたいコーヒーです。
グラスに注いだ瞬間の香り、そして飲んだあとに続く余韻は、これまでのコーヒーとはまったく違います。
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